世界各国のさまざまな業界におけるArubaの802.11acソリューションの導入が急速に拡大

世界各国のさまざまな業界におけるArubaの802.11acソリューションの導入が急速に拡大

2013年10月28日

本資料は、米国にて2013年10月8日(現地時間)に発表されたプレスリリースに基づいて作成した日本語抄訳です。

2013年10月8日、米国カリフォルニア州サニーベール
モバイル・エンタープライズに向けた次世代ネットワーク・アクセス・ソリューションの主要プロバイダであるAruba Networks, Inc.(NASDAQ: ARUN、以下Aruba)は本日、同社の802.11acソリューションの導入が急速に拡大し、医療や教育、ホスピタリティ業界を始め、幅広い業界の企業で採用が進められていることを発表しました。Arubaのソリューションを導入した企業は、802.11ac標準の持つセキュリティやパフォーマンス上の利点と、ClientMatchTMを始めとするAruba独自の機能を組み合わせることによって接続速度の向上や帯域幅の拡大を実現でき、802.11acをベースとする無線ネットワークを迅速かつコスト効率よく導入できることを実感し始めています。

Aruba AP-220シリーズやArubaの特許技術ClientMatchを含めたArubaの802.11ac対応ソリューションは802.11acと802.11nのいずれにも対応してクライアント端末の接続速度や帯域幅を改善でき、2013年5月の発表以来、さまざまな業界で急速に導入が拡大しています。新たにWi-Fi Allianceの認定プログラム基準をすべて満たした802.11ac対応デバイスの提供も開始し、すでに多くの企業や組織が802.11acをベースにした無線LANを導入し始めています。すでに発表済みの顧客に加え、Arista Networksや米デラウェア大学(University of Delaware)、カナダのアルゴンキン・カレッジ(Algonquin College)、オーストラリアのシドニー・カトリック教育部局(Australian Catholic Education Office Sydney)、米エルムハースト・カレッジ(Elmhurst College)、Netflix、Pediatric Therapy Network、Promedica、米ストーニーブルック大学(Stony Brook University)、米トーランス・メモリアル医療センター(Torrance Memorial Medical Center)、米ユニティ・カレッジ(Unity College)、米エール大学(Yale University)など、数多くの組織が続々とArubaの802.11ac対応ソリューションの導入を始めています。

カナダの首都オタワバレーに本拠を置き、先ごろ新たにサウジアラビア・キャンパスを開校したAlgonquin College of Applied Arts and Technologyは全日制の学生1万8,000人のほかにパートタイムやオンラインでの受講生4万3,000人を抱える東オンタリオ州最大の科学技術系専門学校です。このカレッジでは設立当初から学生に対してキャリアに直結する教育や技術研修の提供に取り組んでいます。Algonquin CollegeのITインフラ担当マネージャー、Rod Martin氏は次のように述べています。「18,000人の学生達が平均して1人3台のデバイスをキャンパスに持ち込むようになり、構内の無線ネットワークにとってパフォーマンスと信頼性がかつてないほど重要な問題になってきました」

現在、カレッジで提供する講座の94%にモバイル学習プログラムが導入され、受講生の数は12,000名に上っています。学習の一環として学生には無線あるいは携帯端末を持参することが求められています。「当カレッジではITの活用が高等教育を推進すると同時に、教育の質の向上やコスト削減にも大いに有効だと確信しています。当カレッジでは学生も教職員も教室内での指導やコラボレーションのために常に無線ネットワークを使用しており、キャンパス全域にArubaの802.11ac対応APを設置して確実に将来の展開に備えていく計画です」と、Rod Martin氏は述べています。

米国イリノイ州エルムハーストにあるエルムハースト・カレッジ(Elmhurst College)はUS News and World Reportの大学ランキングで中西部最高のカレッジの1つにランクされる4年制の私立大学です。イリノイ州オズウィーゴにあるArubaのパートナー企業、E2 Servicesとの密接な協力によって、すでに200台のAruba .11ac 対応アクセスポイント(AP)をキャンパスに導入しており、今年中にさらに台数を追加する予定です。Elmhurst Collegeの最高情報責任者(CIO)であるJames Kulich氏は次のように述べています。「当大学ではキャンパス全体でこれまでにない容量を備えたモバイルと無線のネットワークを提供したいという考えから、Arubaの新しい802.11ac対応APの導入を決めました。学生、教員を含め、大学全体でワイヤレスに依存する割合が一層高まっており、現状に対応するだけでなく将来的な需要にも応えられる次世代のテクノロジーを提供する必要があるからです」

米国カリフォルニア州トーランスにあるPediatric Therapy Network(PTN)は非営利の幼児発育・治療センターとして、幼児の病気予防および病気の早期発見と治療を行っています。PTNでは、Aruba 802.11acテクノロジーの初期導入の段階から、すでにネットワークのパフォーマンスや容量に大幅な改善が見られました。PTNのITディレクター、Andrea Ruof氏は次のように述べています。「802.11acを導入するまで、当センターの施設内でネットワーク・トラフィックが最も集中するエリアでは接続や信頼性の問題を抱えていました。管理部門に802.11acが導入された今では接続に問題が生じることもなく、これまでにない接続速度が提供されるネットワークを安心して使用することができます。次の段階として、センターのネットワーク全体を802.11acにアップグレードし、全職員のモビリティや効率性を高めていく計画です」

ニューヨーク州立大学(SUNY)ストーニーブルック校は2014年版のUS News and World Reportの全米国公立大学ランキングで34位にランクされた大学です。大学構内での無線アクセス需要の急激な拡大に直面し、キャンパス内で最もトラフィックの多いエリアの一部にArubaの新しい802.11ac対応APを導入しました。同大学でネットワークサービス担当ディレクター、James Hart氏は次のように述べています。「当大学の24,000名の学生のうち毎週17,000名近くがJavits Lecture Centerで行われる講義に出席します。当大学では、単に必要なネットワーク・インフラを追加して現段階でのワイヤレスニーズに対応するのではなく、将来的な需要の拡大を見越して最先端の802.11acテクノロジーを導入することを選択しました」
また、新技術の導入後、パフォーマンスのモニタリングを行ってきたキャンパス・ネットワーク担当マネージャーのMike Ospitale氏は、「Arubaの802.11ac対応APを導入後、Javits Lecture CenterのWi-Fi速度は実に450メガバイト/秒にまで達しています」と述べています。

カリフォルニア州トーランスにある非営利法人、トーランス・メモリアル医療センター(Torrance Memorial Medical Center)は現在、延べ床面積39万平方フィートの最先端のメインタワービルを建設中で、ここには最新の医療技術と患者用施設、診断体制が整備される予定です。同センターのITインフラ&オペレーション担当ディレクター、Steve Lantz氏は次のように述べています。「新施設は現在から将来に渡って、患者さんや医師、職員、さらには来訪者のニーズを積極的に満たしていけるよう設計されています。こうしたニーズをサポートするため、当センターではArubaの802.11ac技術を採用し、将来展開に確実に対応できるネットワーク・インフラの導入を進めています」

米国で初めてサスティナビリティ・サイエンスを中心に据えたカリキュラムを実施しているユニティ・カレッジ(Unity College)では先頃、構内の4つの学部棟と5つの学生寮でMeru NetworkのAPからArubaの802.11ac対応APへの取り換えを行いました。「Arubaの802.11ac対応ソリューションを導入するまで、キャンパス内の高密度エリアを十分にサポートすることができず、接続速度の低下や接続の中断が頻繁に起こることについて、学生達からの苦情が絶えませんでした。802.11ac対応APを導入してArubaのインフラへの移行が完了して以降、こうした不満の声は全く聞かれなくなりました。増加する一方の無線や携帯デバイスに対応できるだけでなく、802.11acに対応できる体制が整備され、このことが当大学にとっては何よりも重要なことです」と、同大学のIT担当ディレクター、Bert Audette氏は述べています。

アルバネットワークスについて

Arubaは、モバイル・エンタープライズに向けた次世代ネットワーク・アクセス・ソリューションの主要プロバイダです。ArubaのMOVE(Mobile Virtual Enterprise)アーキテクチャは、企業の本部やモバイル勤務の専門職、リモートワーカー、ゲストに対して、有線および無線のネットワーク・インフラを単一のシームレスなアクセス・ソリューションへと統合します。このアクセス・ネットワークに対する統合的アプローチは、生産性を劇的に向上させるとともに、資本コストと運用コストを大幅に削減します。
カリフォルニア州サニーベールに本社を置くArubaは、NASDAQおよびRussell 2000® Indexに上場し、アメリカ、ヨーロッパ、中東およびアジア太平洋地区で事業を展開しています。Arubaについての詳細はhttp://www.arubanetworks.co.jpをご覧ください。リアルタイムで更新される最新情報については、TwitterおよびFacebookでArubaをフォローしてください。

本件に関する報道関係からのお問い合わせ先

日本ヒューレット・パッカード株式会社 マーケティング 杉田、杉江
TEL: 03-6809-1540
Email: jinfo@arubanetworks.com