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27-Jan-25

アーキテクチャの概要

Aruba Edge Services Platform(ESP)キャンパスは、業務の簡素化とサービス提供の高速化を実現しながら、利用者がアプリケーションやデータに効率的にアクセスできる、柔軟で信頼性の高いネットワークの設計を可能にします。

高い可用性とアップグレードされたシンプルさとプログラマビリティを組み合わせたイノベーションは、業界最高のネットワークソリューションを提供します。

Aruba ESPは、Arubaのエンドツーエンドアーキテクチャを進化させたもので、AIOps(AIによる運用オペレーション)を使用して一元管理できる独自の統合インフラストラクチャを提供し、ユーザーエクスペリエンスを向上させながらゼロトラストセキュリティを実現します。

Aruba ESPは、Intelligent Edgeの新たな要件を満たすことができる、業界初のプラットフォームです。

目次

**ESPアーキテクチャ**

Aruba ESP Campusには、次の主な機能が含まれています。

– 最新の接続性: Aruba CX 6xxxおよびCX 8xxxスイッチシリーズで利用可能なポート密度と利用可能な様々なポートスピードにより、効率的かつ拡張性の高いネットワークの設計が可能です。 – 自動化:自動化されたネットワーク構成により、高性能で拡張性に優れたキャンパスネットワークをより効率的に構築可能になり、エラーが発生しにくくなります。 – アナリティクス:オンボックスおよびクラウドによる分析により、アラートを見逃すことなく、断続的な障害を迅速に診断できます。 – ワイヤレスネットワーキング:最新の高速なWiFi規格と高度な無線設計により、大容量で信頼性の高いモビリティ環境を実現します。 – アクセス制御:カラーレスポートとClearPass Policy Managerにより、ネットワーク上で効率的かつ動的なデバイスおよびユーザー認証が可能になります。

Aruba ESPには、オンボーディング、プロビジョニング、オーケストレーション、セキュリティ、分析、ロケーション、管理などの、幅広い管理サービスが含まれています。AI Insightsは、ユーザー影響が発生する前に問題点を管理者に提示します。直感的に理解可能なUIにより、問題点に対するタスクを迅速かつ容易に理解し、実行することができます。セキュリティポリシーは一元管理され、ダイナミックセグメンテーションなどの機能により、ネットワーク管理者は既存構成にセキュリティポリシーを実装できます。信頼性、セキュリティレベル、および柔軟性を提供するために、Aruba ESPアーキテクチャは次の図に示すように個別のレイヤーで構築されています。

**ESPレイヤ**

アルバESPキャンパス接続レイヤー

Aruba ESPキャンパスの接続レイヤは、Aruba CX Ethernet switchesに実装されています。これにより、アクセスレイヤからコアにキャンパストラフィックを伝送するように設計された耐障害性の高いプラットフォーム上で、低レイテンシと高帯域環境が実現されます。ワイヤレス接続は、業界をリードするaccess points(AP)とgatewaysを使用して提供され、トラフィックをゲートウェイにトンネリングしたり、APでローカルにブリッジングするなど、環境や要件に応じた構成が可能です。

アンダーレイネットワーク

接続層がアンダーレイネットワークとされている場合、これは、その主な機能が仮想的なオーバーレイネットワークを伝送することを意味します。アンダーレイネットワークはレイヤ3リンクを使用するように設計する必要があり、ECMPルーティングはレイヤ3ルーテッドネットワークとして実装されます。Aruba ESPでは、アンダーレイルーティングのプロトコルとしてOSPFが使用されます。

アルバESPキャンパス・ポリシー・レイヤー

Aruba ESPキャンパスのポリシーレイヤーは、オーバーレイ技術とトラフィックフィルタリングを使用して実装され、ユーザーとアプリケーションのトラフィックを分離します。データトラフィックは、ポリシーを一元的に適用するためにゲートウェイクラスタにトンネリングすることも、スイッチファブリック内でポリシーを適用することもできます。

ClearPass Policy Managerは、通常、ネットワーク認証インターフェイス(RADIUS)とユーザーデータベース(LDAP)を連携し、セキュリティポリシーが紐づいたユーザーロールを定義し適用するために使用されます。Device Insightsは、ネットワークから直接収集した情報から、エンドポイントのセキュリティポスチャをリアルタイムで判断・適用できるようにします。

Aruba ESPの強力なポリシー管理は、ネットワークのIP設計から独立して運用されています。ゲートウェイクラスタにトンネリングされたトラフィックは、ゲートウェイがどのようにトラフィックを制御するかを決定するユーザーRoleを使用して、入力時にタグ付けされます。分散ファブリック内のトラフィックは、VXLAN-Group Based Policy(GBP)機能を使用してタグ付けされ、ファブリック内のすべてのフレームにrole IDが割り当てられます。これにより、LAN、WLAN、およびWAN全体で一貫したポリシーが適用されます。

オーバーレイネットワーク

Aruba ESP集中型オーバーレイは、Generic Routing Encapsulation(GRE)プロトコルを使用して実装されます。これにより、アクセスレイヤスイッチは、ユーザトラフィックをゲートウェイクラスタにトンネリングし、セキュリティポリシーを適用することが可能です。

Aruba ESP分散オーバーレイは、エッジスイッチに接続されたエンドポイントにレイヤ2とレイヤ3の両方の仮想化ネットワークサービスを提供するVXLANトンネルを使用して実装されます。VXLAN Network Identifire(VNI)は、VXLANオーバーレイトポロジ内のレイヤ2およびレイヤ3セグメントを識別するために使用されます。Symmetric Integrated Routing and Bridging(IRB)は、オーバーレイ全体でレイヤ2フォワーディングとレイヤ3ルーティングをサポートします。

**VXLANフレーム**

VXLAN Tunnel End Point(VTEP)は、オーバーレイネットワークを形成するポイントツーポイントトンネルの起点と終点を処理する、エッジスイッチとボーダースイッチの機能です。スイッチが冗長構成の場合、1つの論理VTPが実装されます。アグリゲーションおよびコアスイッチは、オーバーレイトンネルのIP転送を担いますが、VXLANトラフィックのカプセル化/カプセル解除には関与しません。

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接続されたホストは、イーサネットリンクレイヤープロトコルを使用してエッジスイッチで学習されます。VXLANファブリックを介したリモート学習は、コントロールプレーンプロトコルとしてMultiprotocol Border Gateway Protocol (MP_BGP)を使用し、ホストIPおよびMACプレフィックスをアドバタイズするためのEVPN(Ethernet Virtual Private Network)アドレスファミリを使用して実現されます。この手法により、フラッディングを最小限に抑えながら、ファブリック内のリモートホストの効率的かつ動的な検出が可能です。

アルバESPキャンパスサービスレイヤ

Aruba ESPキャンパスソリューションは、Aruba Centralクラウドプラットフォームを中心に構築されています。Centralは、エンドツーエンドのAruba ESPソリューション用のクラウド管理およびサービス提供プラットフォームを提供します。また、Aruba Centralは自動化ワークフロー向けのAIドリブンなプラットフォームも提供しています。 EVPN-VXLANオーバーレイファブリックとロールベースのアクセスポリシーの展開を簡素化できる、Aruba Central NetConductorも提供しています。

ほとんどの組織は、Arubaゲートウェイ、スイッチを導入する際に、管理プラットフォームとしてCentralを使用しています。大規模な組織では、ESPサービスレイヤーをオンプレミスまたはプライベートクラウドに展開できます。ネットワークをマネージドサービスとして運用する組織は、HPE GreenLake for Arubaを介してネットワークを展開できます。

アルバセントラル

Aruba Centralは、容易にWLAN、LAN、VPN、およびSD-WANの展開、管理することができます。これにより、1つの管理プラットフォームから別の管理プラットフォームに情報を移動させたり、トラブルシューティングに必要な情報を複数のツールを参照しながら収集したりするなど、手動で時間のかかるプロセスが不要になります。CentralはアルバESPのダッシュボードを担います。統合されたAIベースのML、セキュリティのためのIoTデバイスプロファイリング、そして統合インフラストラクチャ管理を使用することで、インテリジェントエッジのエッジからクラウドへの変革が加速します。

Centralの主な特長:

– クラウドネイティブのエンタープライズキャンパスWLANソフトウェア  - WLAN、スイッチ、SD-WAN向けのAIインサイト – 高度なIPS/IDS – モバイルアプリケーションを用いた導入 – アクセスとWANエッジの統合管理 – ライブチャットとAIベースの検索エンジン – クラウド、オンプレミス、およびサービス(aaS)の選択肢

Centralは、クリティカルな環境に必要なスケーラビリティと復元力を提供する、クラウドネイティブのマイクロサービスベースのプラットフォームです。オンプレミスのソリューションと比較すると、Centralは冗長性を備え、適応性、予測性、および拡張性が高くなっています。また、CentralはAruba ClearPass Device Insight、Aruba User Experience Insight (UXI)、Aruba Meridianへのシームレスにアクセスを提供し、AI/MLとロケーションベースのサービスを活用して、ネットワークの可視化のための重要な機能を提供します。

Central内のワークフローベースの構成により、世界中のどこからでもArubaソリューションの効率的でエラーのない展開が可能になります。ワークフローは、ネットワーク構成に対する一般的なベストプラクティスアプローチに基づいています。これにより、新規または既存のネットワーク構成を使用して、新しいデバイスを迅速に稼働させることが可能です。

AIOps

Aruba AIOpsは、Aruba Centralで提供され、手動のトラブルシューティング作業を排除し、問題解決までの時間を短縮し、ネットワーク最適化を自動的に検出します。Arubaの次世代AIは、ネットワークとユーザーの分析を独自に組み合わせて異常を検出・特定し、管理者に通知します。

AI Insightsは、パフォーマンス、無線(RF)管理、クライアントローミング、エアタイム使用率、有線およびSD-WANパフォーマンスを監視するために利用できます。各インサイトは、ネットワーク接続、パフォーマンス、および可用性の課題に対処することで、トラブルチケットの数を減らし、サービスレベルアグリーメント(SLA)を確実に満たすように設計されています。

AI Assistは、イベントに基づいて自動的にトラブルシューティング情報を収集し、ビジネスに影響を与える前に問題を特定します。ログ情報はイベントレポートの一部としてIT管理者に自動的に提供され、Aruba TACと簡単に共有できるため、根本原因の迅速な特定と対応が可能です。

ClearPass

ClearPass Policy Managerは、IoT(Internet of Things)デバイス、BYOD(Bring Your Own Device)、および企業デバイスに対して、また有線、無線、およびVPNインフラストラクチャ全体のすべての従業員、請負業者、およびゲストに対して、Roleおよびデバイスベースの安全なネットワークアクセス制御を提供します。ClearPassはRADIUS、TACACS+、OnConnectを使用した非RADIUSのエンフォースメント、デバイス・プロファイリング、ポスチャー、オンボーディング、ゲストアクセスといった、コンテキスト・ベースのポリシー・エンジンを有しているため、あらゆる規模のネットワークセキュリティの基盤として他に類を見ません。

ClearPassは、セキュアなセルフサービス機能も有しているしているため、ネットワークへのアクセスを容易に提供します。ユーザーは、管理ポリシーに基づいて、エンタープライズ用またはインターネットアクセス用に自分のデバイスを安全にプロビジョニングできます。Arubaワイヤレスのお客様は、AirGroupやClearPass Auto Sign-On(ASO)などの独自の統合機能を利用できます。ASOは、ユーザーのネットワーク認証をモバイルアプリで自動的に行うことができるため、ユーザーはすぐに業務を開始できます。

ClearPass Policy Managerの主な機能:

– マルチベンダーネットワーク環境において、Roleベースの統合ネットワークアクセスの適用 – 直感的なポリシー構成テンプレートと可視性トラブルシューティング・ツール – 複数の認証/承認ソース(AD、LDAP、SQL)のサポート

  • BYOD用のビルトイン認証局(CA)を使用したセルフサービスデバイスオンボーディング – 広範囲にわたるカスタマイズ、ブランディング、スポンサー承認によるゲストアクセス – 主要なUEMソリューションとの統合により、詳細なデバイス評価が可能
  • Aruba 360 Security Exchangeプログラムとの包括的な統合。

ClearPassは、あらゆる業界のエンタープライズグレードのアクセスセキュリティの側面を一元的に実施できる唯一のポリシープラットフォームです。ユーザーの役割、デバイスの種類とその役割、認証方法、UEM属性、デバイスの健全性、トラフィックパターン、場所、時間帯などに基づき、きめ細かなポリシー適用を実現します。拡張性数万個のデバイスと認証をサポートする拡張性を有し、従来のAAAソリューションの機能を上回ります。小規模、中規模、大規模の組織、および集中型、分散型、または複合型の環境に対応するオプションが用意されています。

Client Insight

検出や管理が難しいIoTデバイスの導入により、ネットワークはますます複雑化しています。モバイルとIoTの運用効率を向上するために、多くの組織はセキュリティとコンプライアンスの影響を十分に理解しない状態のまま、さまざまなデバイスが導入されています。

Aruba Client Insightsは、接続されているすべてのデバイスをインテリジェントに検出してプロファイリングすることで、ネットワーク全体の可視性を提供します。Client Insightsは、デバイスの種類、ベンダー、ハードウェアのバージョン、アプリケーションやアクセスしたリソースを含む動作などの詳細な属性を識別します。組織は、よりきめ細やかなアクセスポリシーを作成し、セキュリティリスクを軽減し、重要なコンプライアンス要件を満たし、情報に基づいた的確なネットワークアクセス制御のを行うことができます。

CentralおよびClearPass Policy Managerとの統合により、包括的なポリシー制御とリアルタイムの適用が可能になります。これにより、Client Insightsが提供する可視性が非常に使いやすくなり、ネットワークに接続されているすべてのデバイスのセキュリティとコンプライアンスの全体的なレベルが向上します。

User Experience Insight

Aruba User Experience Insight (UXI)は、ネットワークの健全性を検証し、日常的なユーザーエクスペリエンスに影響を与える問題をトラブルシューティングする、クラウドベースのサービスソリューションです。キャンパスやブランチ環境に最適なUXIは、ユーザーの役割を想定して、ネットワークおよびサービス(企業のERMやMicrosoftアプリケーションなど)のパフォーマンス、接続性、レスポンスを評価します。この外部からの視点は、シンプルで直感的なダッシュボードに表示され、ビジネスに影響が生じる前に問題を特定し解決するためのプロアクティブなツールです。UXIは設定、導入、管理が簡単で、サイトがオンラインになるとすぐに情報を提供し始めます。

追加のESPサービス機能

サービスプラットフォームとしてのCentralは、お客様の環境において、インフラストラクチャのアップグレードや大幅な設計の見直しを行うことなく、機能を追加できます。

Live Upgradeは、ネットワークテレメトリデータを使用して、ネットワークを最小限の影響でアップグレードするArubaソリューションです。クライアントとハードウェア間のアップグレードを調整して、メンテナンス時間とダウンタイムを最小限に抑えます。

AI Insightsは、クライアントのオンボーディング、接続性、およびネットワーク最適化に影響を与える問題を迅速に識別、分類、および解決するCentralの機能です。これらのインサイトは、検出された問題、データビジュアライゼーション、推奨される修正、および全体的な影響を判断するためのコンテキストデータを明確に説明します。AI Insightsは、MLベースのネットワーク分析を使用して、モバイルワーカー、無線デバイス、IoTデバイスに対して最適化するための推奨事項を提供します。無線インフラストラクチャ、DHCP、認証サーバーなど、複数のソースからのデータがオンサイトのデータコレクタに収集されます。圧縮されたデータはセキュアトンネルを介してAI Insightsのクラウドインスタンスに送信され、そこでArubaのWi-Fiの幅広い専門知識を組み込んだMLベースのモデルがネットワーク接続とパフォーマンスを分析します。

Webベースのダッシュボードには、インサイト、根本原因分析、および即座に予測できるパフォーマンスの問題を修正するための推奨事項が表示されます。Aruba 5xxシリーズのAPは、AI Insightsとシームレスに連携し、需要が停止すると自動的にパワーオフになり、需要が戻ると自動的にパワーアップします。AI Insightsは、予測分析とMLを使用して使用パターンを特定します。短期間の学習期間と経て、AI Insightsは需要がいつ停止して開始するかを予測できます。

AI Assistは、ネットワーク運用の強化を支援する常時稼働のテクニカルアシスタントです。AI Assistは、イベント駆動型の自動化を使用して、内部ヘルプデスクとAruba Technical Assistant Centerのために、関連データを収集して提供します。問題に関するすべてのデータを1つのソースに一元化することで、複数の分析ツールを使用する必要がなくなります。すべての情報が1つのビューに表示されるため、問題をより迅速に解決できます。

AirGroupは、VLAN間でmDNSおよびSSDPスタイルの検出プロトコルをサポートするArubaのソリューションです。また、AirGroupを使用すると、これらのデバイスのグループにどのトロケーションまたはVLANからもアクセスできる様になります。AirGroupは外部コンポーネントとのインターフェイスにより、エンタープライズ向けに特別に設計されていないデバイスやテクノロジーをエンタープライズレベルで制御します。

Air Sliceにより、Aruba Wi-Fi 6 APは無線レベルでクライアントトラフィックの優先順位を設定できます。このサービスは、従来のソリューションとは異なり、クライアントに対して透過的であり、統合や規格の要件はありません。Air SliceはAPのDPIファイアウォール機能に緊密に統合されているため、ポートやIPアドレスではなく、アプリケーションに基づいてAir Sliceポリシーを作成できます。

AirMatchは、絶えず変化する環境に動的に適応することで、RFの最適化を自動化します。Aruba ESPでは、AirMatchサービスがCentralに移行され、ネットワーク全体のAPへのRF割り当てを計算して展開できます。AirMatchサービスは、無線測定、チャネル範囲、送信電力範囲、動作条件、およびレーダー検出や高ノイズなどのローカルRFイベントに関するテレメトリデータをAPから受信します。

ClientMatchは、ArubaがAI/ML機能を提供する最初のネットワーキングベンダーとなった機能です。ClientMatchは、ワイヤレス環境を継続的にスキャンし、クライアントとAPに関する情報を共有することで、クライアントの接続を最適化します。動的データに基づいて、クライアントは最適なAPに誘導されます。ClientMatchにはクライアントに特別なソフトウェアは必要ありません。